「山中湖の素晴らしさを、インフレータブルカヌー体験を通じて、ぜひご自身で発見してほしい。」

そう語るのは、地元山中湖のご出身で、山中湖の素晴らしさを知り尽くす岩下さん。インフレータブルカヌーとは空気注入式のカヌーのこと。イメージとしては浮き輪やゴムボートに近く、一般的なカヌーに比べ抜群の浮力と安定性を持つため、初心者でも高度な訓練なしに簡単にカヌーの楽しさを味わえるそうです。

ウォータークラブは、このインフレータブルカヌーを主体として、山中湖周辺の自然の素晴らしさを多くの方に体験してもらいたいという夢を結実させ、昨年春に設立されたアウトドア・アクティビティ。その名称は山中湖の水と、山に棲む沢ガニにちなんだもので、湖と山と森を遊び尽くせる多彩なアクティビティを提供したいという岩下さんの想いが込められています。

最も利用者の多いのは、初めてカヌーにチャレンジする方に向けた「インフレータブルカヌー体験プログラム」。女性はもちろん、幼児（4歳以上）やご年配の方でも、安心してカヌーの楽しさを体験することができる2時間のコースで、昨シーズンも予想をはるかに越える数のご家族連れやカップルが、初めてのカヌーを満喫されているそうです。

「このカヌーは3名乗船なので、ご両親とお子様が家族で一艘のカヌーを自由に楽しんでいただけるんです。」

ふだんは見ることのできない、湖面からの富士山も大きな楽しみのひとつ。家族で力を合わせて自由にカヌーを漕ぐ体験は、お子様にとってもかけがえのない想い出になりそうです。

個人のお客様の他に、修学旅行や研修などの体験プログラムとしてもすでに人気が高いとか。

「今後はさらにアクティビティの幅を広げ、やがては富士五湖エリアを日本を代表するアウトドア・アクティビティエリアに育てていきたいですね。」岩下さんは、さらなる大きな夢を楽しげに語ってくださいました。